2012 J1 MatchDay 6

FC東京 1− 鹿島 久しぶりにブログを書く。 ここ半年がん患者の看病に集中していた。 ただ、4月5日に逝ってしまった。 看病から開放されても何もする気もしない。 まだ1週間しかたっていない。 あまり良くない心境だしチームも天気も良くない。 行く気が無かったがなんだかスタジアムが呼んでる気がした。 とりあえず当日判断にすると絶対行かないので 前日にチケットを購入した。 いつもの観戦仲間と合流、2Fスタンドでゆっくり見る。 雨が降って肌寒い。気温10℃といったところか。 試合開始10分前にトイレに行き、ホットウーロン茶を片手に1Fスタンドへ スタンド最後列の立ち見エリアでチャントをふた回しぐらい全開で歌った。 のどが少し痛いぐらい。ただ、大声を出すのは気持ちがいい。 ピッチに目をやるがまだ選手は入ってきてない。 2Fに戻った。選手が横一列に並んでいた。 前半はお互い様子を見てる感じを受けた。 ポゼッションは鹿島、様子を見てカウンターの東京。 決定機はさほど無い。 前線と中盤のスペースがきになる。 ある程度の高さになると前線に任せきりになる。 そうなってしまっているのではなく リスクを負わないやり方なんだと思った。 攻めは3人、多くて4人。残りはとにかく守っている。 追い抜く動きも少ない。 権田が負傷退場した関係でロスタイムが8分となった。 見所も無く前半終了。 www.youtube.com 後半、面白い光景をみた。 クリア気味の浮きだまをGKがキャッチ。 主審の吉田はバックパスと取る。 その位置がPKスポットより前、 十分な距離を取れないのでゴールラインに選手がならぶ 待望の先制点とはならずはじかれる。 サイドバックが上がる回数が少ない。 明らかに戦術的な意図を感じた。 たまに押され気味なこともあるが決定機は1回ぐらい。 ただ、山村は致命的なミスが目立ち4度ほど続いた。 シーズン全体をみて若手を使っているのか リアルにベストチョイスなのかはジョルジに聞いてみたいものだ。 www.youtube.com 攻められている時間帯に遠藤がパスを読みカット ドリブルで独走しボランチをフェイントでかわし大迫へ 大迫がワイドに上がり興梠へ 興梠がやさしくタッチしてゴール。 待望の先制点。 前半、権田と接触した興梠。 ボールを持つたびに激しくブーイングされていた興梠が先制したのは 快感だった。 先制したことからずるずるラインが下がる。 意図的なのか下がってしまっているのか。 押し込まれることが多い。 ただ、最後は絞れているので決定機は1回ぐらいだった。 www.youtube.com そんな中、またもクリアボールをキャッチしたことで間接FKとなる。 これはVTRで見返してみたが完全な誤審。 後半だけで両サイドで同じ光景を見る非常にまれな試合となった。 1度やり直し2度目にいたるまで無駄なイエローが続く。 やり直しをはじくも押し込まれ同点 完全にここれ終わりかと思われた。 勝たないと意味は無いのだ。 最後の一枚にしても増田を投入するなど 守備ベースなのは変わらない。 ただ、その分遠藤が前線へ上がる。 昌子を投入して山村を前に増田を入れて遠藤を前にと 既存の選手を前へ前へとは面白い。 ロスタイムは5分 追いつかれてから完全に押されている。 カウンター狙いしかない。 www.youtube.com ロスタイムが半分過ぎようとしていた カウンターを仕掛けるもカットされる。 だた、カットが半端で足元から離れる。 カットしたボールをカットしてジュニーニョへ 最後は個人の力に頼るしかない。 独走してカットイン、DF2枚を置き去りにしてシュート こぼれ球を反対側から上がっていた遠藤が胸で丁寧にトラップ やさしくゴールにパス。 試合を決めた。 相手DF数人がゴール前に倒れこむ 完全に相手のやる気を削ぐゴールだった。 今年は初の生観戦。 そして劇的なリーグ初勝利。 これだからサポーターはやめられない。