2011 ヤマザキナビスコカップ 準々決勝

鹿島 −2 横浜FM 9月は理不尽な仕事に追われたので全く書くことが出来なかった。 10月から完全復活を目指したいと思う。 東京駅からバスに乗り込む 雨が止まない。 鹿島の街を通過するバス 所々で道路の浸水がひどい。 震災以前なのか、震災以降なのか分からないが とにかく驚いた。 予想通りの雨と予想外の風 バスを降り当日券チケット売り場へ ファンクラブ会員に送付された20周年無料チケット 不覚にも家に忘れていた。 売り場で「会員カードは有りますか?」と言われたので 「本当は無料券有るけど、家に忘れたんだよねー」と言ったところ 隣の売り場から「あ、あげましょうか?」 「は?」 2Bから急遽移動するのかよく分からないが 2人組の好意に甘えた。 鹿島は相当寒いと予想していた。 現地に着くと予想より寒くなかったが、 メインスタンドまで歩いて居たしポトフを食べていたので そう思っていただけだった。 麻生ハムのポトフ(メイン側中央) ポトフを食べ上機嫌になったところで生ビール 調子に乗って少し体温を下げてしまった。 そのまま2B中央へ 特に雨具を用意せず現地に行った。 このスタジアムで一番奥行きのある屋根の下、 前後中央の位置でも細かい水滴が多く飛んできた。 海からの直風が凄い。 久しぶりに座る2Bの景色はすばらしい。 ゲームを見るならやはりここだ。 (見えすぎて嫌になることもあるが・・・) 代表に抜かれた増田の穴を埋めきれるか? 先発は柴崎。 開始1分、信じられないシーンを目撃する。 何ともないバックフィードを中田浩二オウンゴール。 その直後、またも中田浩二がPK献上。 1点目はともかく2点目で凍り付く 一番年上だし誰も文句が言えない。 なんとも言えない雰囲気で前半は単調な攻撃の繰り返し。 細かい水滴も45分浴び続けると体全体を濡らす。 気温も試合内容も寒い。とても寒い。 なんのドラマもなく終了。 後半 前半、唯一意欲を見せていた遠藤を下げ田代投入 ターゲットマンを投入し放り投げる。 田代は空中では負けない。 全て勝つわけではないが最低でも イーブンボールにしてくれる。 全体のポゼッションが鹿島に傾いた。 たまに迫力のないカウンターを食らうだけ。 考えてみれば自滅で2失点。 1度も崩されては居ない。 49分 ゴール右方向からのセットプレー 野沢のFKがファーに弾かれ、 大迫が2段階の加速でファーサイドをえぐる。 大迫のセンタリングを胸で落とした興梠が反転シュート。 完璧にくずしてゴール。 反撃の狼煙を上げ­る。 騒ぐ周りをよそに冷静に撮り続けた。 まだ、たったの1点、追いついても居ない。 www.youtube.com 私が撮りました。 完璧に崩した流れの中のゴールで勢いが戻る。 前に向かう気持ちが前半とは全く違う。 ただ、鹿島は中2日、横浜は中3日 激しい雨の中、踏ん張りが効かないのか ボール際のプレイレベルはとても低い。 73分 コーナーから3度打ち込むもボールは最終ラインへ、 曽ヶ端がフィードしたボールを大迫が受ける。 一人かわした後に豪快なミドル。 はんぱないゴールで試合を振り出しに戻した­。 www.youtube.com これも私が撮りました。 追いついたことである程度安心出来た。 PKに突入する前に留めを刺せばいい。 体力切れの両チームは次第に低レベルな展開 マンツーでクリアのようなシュートを放ったり 良いタイミングがバーに嫌われたり。 連携の意思疎通が無いなど 我慢が必要な終盤となった。 試合は予想通り延長へと突入 111分 小笠原のインターセプトから新井場が右サイドをえぐる センタリングを”鳥人”田代が押し込み逆転。 いつもチャンスを感じた時にカメラを構える。 すぐ取り出しやすいガンホルダーの様なカメラバックを愛用しているので チャンスを感じ取った1秒後には録画が始まる。 ただ、3点目も撮る余裕があったがカメラを回さなかった。 純粋にゴールを楽しみたかったからだ。 カメラを回す準備より右手を突き上げる準備をしていた。 0−2からの3−2で結果からすると感動的な試合であるが 2点目からは爆笑の連続。 10年以上試合を見ているが こんなに笑った試合も始めてだ。 逆転は楽しい 特に2点差からの逆転は楽しい。 これだから観戦は辞められない。