go! Manchester 2011 day-4(10/22)

今日は忙しい。 8:40分の回でスタジアムツアーである。 逆算する。 ミュージアム受付からツアースタート位置までの移動 スタジアムまでの移動 朝食開始は7:30 部屋に戻る時間はないので 食事からそのままトラムへ 去年3度往復したので迷うことはない。 急ぎ足でスタジアムを通過 ツアー受付には列が出来ていた。 予約番号をメモした紙を渡しパスを受け取る。 エスカレーターを上り 3Fのミュージアムへ スタート時間まで10分を切っていたので 一番奥にあるツアー集合場所まで急ぐ 再入場可能なので展示物は一切見ない。 ベテランの案内人が出てきた。 相当なベテラン。 早朝のスタートなので人数が少ない去年の1/3ぐらい じっくり見たい人は早朝をおすすめする。 最初にバックスタンドの1階に出る。 説明は去年と同じ ただ、今年の担当者はビデオカメラを嫌う。 去年はフルで説明を撮ったので 今回は純粋に楽しむことにした。 コースは去年とだいたい同じ 1、バックスタンドで説明 2、車いすエリアでのアウェー席の説明  明日はダービー  とても多くのトラブルが発生すると説明 3、警察事務所の説明  シティーの逮捕者が多く出ると説明  (去年はリヴァプールで言ってた鉄板ネタ) 4、外に出てミュンヘン記念碑の説明 5、ミュンヘントンネルの説明 去年ならここで 6、ラウンジ 7、ロッカー 8、廊下の説明 9、トンネル 10、ピッチ 11、ベンチ 12、オールドトンネル 今年は 8>6>7 9トンネルなし で12>10>11となった。 芝整備のせいで 音楽をかけながら入場する重要なイベントが無くなった。 自分は去年体験したので良いが 今回初めての人はかわいそうだなと思った。 人数も少なく記念撮影の時間もたっぷり ベテラン案内人は説明するタイミングがうまい。 どのポイントでも記念撮影がある程度終わってから説明した。 やはり朝イチはおすすめかもしれない。 ツアーの最後には専用モニターで PVみたいなのが流れた。 去年には無かった演出 最後にはファギーのメッセージ付き ツアーが終わるとショップに抜けるが その通路も豪華になっており 購買意欲をそそる演出になっていた。 欲しかったTシャツとネクタイを買って ショップをうろうろ。 午後からボルトンに行くので また時間を逆算する。 ショップに居ることが出来る時間 ミュージアムを見る時間 等々 ミュージアムの入り口の右には redCafeがある。ゲーム当日ではないので フードは出してませんよ。と張り紙があった。 ちょっと入ってみたら解放しているみたいだった。 (ゲーム日は予約が必要) 雰囲気を楽しみたいので 朝10:30だと言うのにビールを飲んでしまった。 ほろ酔いでミュージアムへ 去年無い物だけ見て出ようと徘徊 スコールズとギャリーが引退したから 特設コーナーが出来ていた。 スコールズとギャリーの扱いが違う。 ギャリーの方が3倍広く展示していた。 去年との差はこのくらいで だーっとまわってミュージアム終了 途中ペナントが飾ってある場所で 鹿島のペナントを発見。 これは嬉しかった。 浦和ともガンバともやっているが 飾ってあるのは鹿島だけ。 そう、唯一ユナイテッドが負けたからだ。 等身大シュマイケル トレブル 午後からボルトンに行くので 一端ホテルに戻ることにした。 トラムでしないに戻りホテルをちょっと過ぎた 公園の停車位置で降りた。 露店のインドカレーを食ってホテルへ 少し休憩しながら ボルトン行きの電車を調査。 時間とホーム番号を3本分メモした。 この辺の調査も去年の端末に比べ非常にらくだった。 少し離れたビクトリア駅からでるので そこまでトラムに乗ることにした。 ビクトリア駅に到着走って指定ホームを目指したが タッチの差で電車は動いて行った。 (駅とスタジアム名が表示される。) 10分後の電車に変更、ホームを変えた。 うろうろしていると 「おまえフットボール見るんだろ?ここで良いんだ」 イングランドのジャケットを着ていると良いことがある。 いかにもこれから見に行きますよ。というスタイルだし チームのアウターでも無い代表だからみんな味方。 世話好きのおっさんはだいたい案内してくれる。 聞いても居ないのにだ。 4両編成の電車で駅員がなにやら大声で説明している どうやら途中で分離するらしい 前2両はリバプール、後ろ2両は目的地へ行く。 危なかった最初は前の方の入り口に並んでいた。 電車では無かった。ディーゼル。 この地方は電線をいまだに通してないらしい。 ゆっくり進むので端末のGPSが現在位置を補足した。 始めていく場所でも現在位置が分かるとかなり安心する。 ボルトン駅に着いた。 またさっきの世話好きおやじが言ってくる。 「ここじゃないぞ、降りるなよ」と 知っていたので 「知ってる、つぎだろ?」って言ったら おー知ってるのかという顔つきだった。 ボルトン郊外の horwick parkway という駅へ近づいた。 車両からスタジアムが見えた。 200mもない。 駅を降りてスタジアムへ 案内人に自分で印刷したチケットを見せて ゲートを聞いた。 どこから来たのか?と言われたので 「日本から来て4試合見てる  チェルシー、ストーク、今日はここ、  明日はマンチェスターダービー」と言ったら とても驚いていた。 「ダービーのチケット持ってるのか?おまえ凄いな」 とリアルに驚いていた。 「今日はボルトンを楽しむ(嘘)」と言ったら 「you good man」と言われた。 ごめん、本当はアウェーのサンダーランド見に来てる。w 結局よく分からず、スタジアムを1周した。 雰囲気も味わえて逆に良かった。 ゲートが分かったので接近してみた。 自宅で印刷したPDFチケットをどう読み込むのかと思ったら スーパーのレジと同じハンディーのバーコードスキャナだった。 まず売店をチェック ここのビールはカーリングだった。 ユナイテッド、チェルシーエバートンはシンガビールだったので カーリングは斬新だった。 確保した席はサンダーランドよりのメインスタンド 前段の最上段付近でハーフラインとゴールラインの中間 なかなかの席 ホームオンリーな席なのでおおっぴらなアウェーの応援は出来ない。 それは即死を意味する。 アップでオシェイ、ブラウン、リチャードソンを発見。 あとは監督のスティーブ・ブルース 元ユナイテッド組だ。 ユナイテッドで試合に出られないで居るより出た方が良い。 活き活きとアップしているように見えた。 ボルトンホームの席にいて、ボルトンの選手は誰一人知らない。w www.youtube.com スタメン発表 試合開始 似たような戦術、似たような低レベルが対戦すると ボールは動くがパスやフィニッシュの精度の粗さが目立つ 寸止め合戦が前半ずっと繰り返された。 旅の疲れも蓄積していたのであくび連発 前半は本当になんの見せ場もドラマもなく終了。 それにしてもここはチャントが聞こえない まるでJ2だ、太鼓だけ聞こえて声が届かない。 サンダーランドの声に完全に食われている。 www.youtube.com 終盤、コーナーからのこぼれ球を押し込みサンダーランドが先制 喜ぶ選手の輪に上半身裸のサポ1人。 当然警備員に押さえ込まれ、連行。 こういうのを間近で見られたのも面白い。 ここから沸騰するアウェースタンド 喜び方が半端じゃない。 ここから空気が変わる。 ボルトンのチャントも聞こえる様になったり 両者の攻撃が前のめりになったり。 全体の空気が激変した。 サンダーランドの人は半裸の人が多くなってきた。 ロスタイム4分 意地を見せようとするボルトンの裏を突いて サンダーランドのカウンターが効いた。 www.youtube.com あっさり追加点 その時点で一斉に客が帰りだした。 熱狂のアウェーゴール裏 こういう中に入ってみたい。 シーズンチケットという映画にもあったが 客は試合の一部 本当にそう思えた。 ここから問題なのが帰り道 サンダーランドご一行は遠路はるばるバスで来ている。 電車で帰るのは惨敗したボルトンな人々 駅の列に並んだ。 結構な列が並んでいて、電車も来ない。 40分ほど待ってやっと乗れた。 ぎゅうぎゅうで通路に立っていたが ボルトンで目の前の席が居なくなったので座れた。 マンチェスターピカデリー駅まで30分 無事に帰れた。 疲れ得ていたので店の散策はせず、 前日と同じ中華ですませた。 ホテルのロビーには 地元サポータークラブのイベント予定が張り出されていた。 シティ側でなくて良かった。 毎日が濃厚すぎて 3日前にチェルシー戦があったのは遠い昔とすら思えた。 心地よい疲れで早めに眠れた。