Go Manchester(2日目)

2010-10-16(現地時間)
◆◆11年の想い 叶う◆◆


寒くて7時に起きた。
何もする事がないので地下の食堂へ
まず驚いたのが
座っている人の半分がマンU
ユニフォームを着ていたこと
何時間前から気合い入れてるんだよとw
朝食はビュッフェスタイル
部屋の番号言ってスタート
そんなにまずくないが
映画で見た
豚の血で固めたソーセージは強烈にまずかった。
昼飯抜きでもいいやって感じで
食いまくった。
(ずっと1週間このスタイルで1日2食だった)


天気が良いので散歩
外に出たときに思ったのは
寒い・・・
12月の東京並み
吐く息が白い


近所のコンビニで買いもの
歯ブラシ、歯磨き粉、水、タブロイド誌sun
今のレートだと日本の物価に近い
面白いので日用雑貨から食料
ペットフードに至るまで物価をチェック
ただ普通のレートに戻れば
やはりイギリスの物価は高い。
ニュースではリバプール買収の話題が
良く流れている。
一般の新聞でも
2面以上サッカーに使っているほど
この国では生活の一部

程よい時間で部屋をでた。
廊下やロビーはユニフォーム姿の人が多い。

ホテル付近のトラム乗り場で券売機を操作
片道£2。2で往復£2.4と見える
その差ポンド0.2!!
往復するだけでこんなにお得
券売機の操作は事前にpdfでみていたので
http://www.metrolink.co.uk/pdf/09-1024%20Metrolink%20TVM%20pocket%20guide%2030.10.09.pdf
スムーズの購入できた。


乗ってみた。
市内は路面電車、郊外にでると線路となる
10分ほどでスタジアム付近の駅に到着

スタジアムはまだ見えない。
ここからはストリートビューで見ていたので
まっすぐ進むだけ

露店を横目に進む



スタジアムが見えた
不思議と涙が止まらない。
98/99のチャンピオンズリーグ決勝から11年
ずっとこの地に来たかった。



バスビー像や3人の像
ミュウヘンの悲劇の記念碑
基本的なところを押さえメガショップへ
グッズが死ぬほど有った。
日本の一般的なスーパーマーケットが
すっぽり入る大きさ
子供の商品がやたら多い
女児用のグッズが異様に多いのには驚いた。
洗脳は小さいうちにというところかw
19日のスタジアムツアー
20日のナイトゲーム
あと、2回来るので様子だけ見ておわり



チケット発券の場所までバックスタンドの下を通った。
オールドトラフォード100周年のバナーが何枚も垂れ下がる。
手前から戦前、戦中の爆撃を受けたスタジアム、
2部からの昇格、ファーガソンのファーストゲーム
トレブル、現在に到るまで、奥に行けば行くほど現在に近くなっていく。


駐車場を挟んだチケットセンターへ
今日のゲームと水曜のゲームの券を発券
お姉さんの英語が早すぎ


次に選手入り口に張り付き出待ち
子供から爺さん、婆さんまで幅広い。
選手バス到着まで30分ほどまって
スタジアムに入る面々を見た。
入る面子でスタメンは分かった。
ルーニーでるね。良かった。


2時間前でも開門しないので
門付近の持ち込み禁止リストを見ていたら
ビデオカメラが・・・・
急いで事情を説明すると
ゲーム中は撮らなければいいと
丁寧に説明された。


暇な割には寒くてトイレが近い
各ゲートがあくまでは
イーストスタンド裏のトイレしか使えない。
ウェストと何度か行き来した。


1時間を切ったところでようやくゲートがオープン
人がぎりぎり通れる通路から入場
日本人だからボディチェックまでされなかった。
現地の人はポケットのものを全部出したり
上から下まで触れてのチェック
バーコードを読み取る装置へ
チケットの左端部分だけ3cm程入れた。
読み取り装置が音を出すと回転するゲートのロックが外れた。

同じスタンドでも細かなエリア毎に仕切られ
そのエリア専用の入り口から入る。
1Fだけで6ゾーン仕切られている。
多分暴動が起きた時、全体が騒がないような目的で
ゾーンごとに強制退去出来るようになってると思われる。
それだけし切って入場させるので
スタンドに入るまでの通路が凄く狭い

バックヤードの店舗を横目にスタジアムに入った。




でかい
FIFAの5ツ星スタジアムだけある
美しい作り



アジア人スタッフに近寄り
マフラー広げる定番の記念撮影

寒いので紅茶を買ってみた。
スタバの様なそのまま飲める蓋付き
蓋を取ってみると、中はミルクティー
teaとしか書いてないけど強制的にミルクティーだった。


席に着いてみた。
周りの席と出来が違う。クッション加工されてた。
座ると冷たくなくクッションも良い。
たぶん、アッパークラスのシートがごっそりキャンセルになり
そのチケットが手に入ってたらしい。



こちらの客は相当ぎりぎりまで入ってこない。
裏でギリギリまで飲んだり話したりしている。
選手がアップしようがガラガラw



アップの集団を見れば、先発が分かる。
ルーには入ってない。それどころかサブ組にも入ってない。
コーチをつけて孤独にアップしていた。
何かあるなと思った。
(翌日から大騒ぎ・・・)

そろそろカメラを止めろと言われたので撮影中断
(ずっと聞こえないふりしてたら、かなり怒鳴られた)






試合開始まで10分というところで
一気にスタンドが埋った。

すぐそばの選手入場ゲートから
選手が入ってくる。
いつものテーマ曲、映画ロッキーのサントラから
試合前によく流れる奴が流れた。
(曲名がわからん・・テーマのアレンジ版)
全席スタンディングオベーション

前半5分
ナニのFKをチッチャリートが押し込み先制
拍手が鳴り止むまで全員立っていた。
20分ぐらいには細かいパスで完全に崩し
ナニが2点目
目の前のゴールで2点も見られる幸せ

残り5分で
ギグスが謎の退場、勝手にアウト
自らダメサインをだしてベンチに座った。
ギブソンが慌ててアップ開始
でも、余裕の展開


と思いきや


後半
ディフェンダーのミスと
ファンデルサールのめずらしいお手玉
2ー2のドロー

その瞬間に7万人のルーニーコール
ルーニールーニールーニールーニー
出せと客から要求

負けが許されない状況なので

中3日で行われる
チャンピオンズリーグに温存しておいた
ルーニースコールズ投入
それでも好調のウエストブロムが
がっちり守り逃げ切り

まさかの相手にまさかのドロー

すべてのゴール目の前で見れたので面白かった。
ファンデルサールお手玉なんて
そう見られるものではないし


反対側でウエストブロムから来た連中がずっと騒いでいた。
プレミアに昇格したばかりのチームがビッククラブのアウェーでドロー
もう、これは勝ちに等しい。
少なくなってもスタジアム中に声は響いいていた。


7万人の殺気を感じたので出待ちはせずに帰った。



行くときに気になっていた露店で
ベッカムのTシャツを買った。
ミランの一員としてホームに帰ってきた時のプリント
反グレイザーのマフラーをしていたシーンの
かっこいいデザイン

試合後は
トラムに乗り込むまでに
1時間以上かかった
水曜日は終電までに帰れるのか不安
ま、増発すると想うけど
リードしてから直前の
チャンピオンズリーグに意識が飛んでいき
目の前の試合を落とす
今年4月からずっとそうだ
選手だけでなく監督もそうなんだろうな・・・


夜になるとニュースはリバプールの売却問題がトップで流れた。
ネットで鹿島の引き分けを知る。
相手は湘南
ありえない。
まさに今日のウエストブロムと同じ状態。
弱い相手に逃げ切れない。
どこまで鹿島とマンUはシンクロするんだ
(ここまで両チームずっと引き分けがつづいていた。)

がっかりしてふて寝。

その時点では翌日のリバプール行きは躊躇っていた。
疲れていたんで・・・



各位置関係
駅、アンオフィシャルショップ、スタジアム、
チケット発券所、出待ちスポット